【G’s(ジーズ)】長谷川太一、U6(幼児)のサッカー教室

 私が行っている巡回サッカー教室は、富山県内の保育所、幼稚園に赴いて、5歳児・4歳児の子ども対象にサッカーを体験してもらうというものです。
子ども達にとっては、これがサッカーとの出会いの場となります。

60分間のサッカー教室が終わった後に、「サッカーって楽しい!」と感じさせてあげる事が、コーチの仕事であると捉えて活動しています。

 その為に重要なポイントは主に2つ、それは成功体験を積み重ねていく事、それを褒めて認めてあげる事だと思います。

 私が最初に行うメニューは、「ぶつからないように歩こうゲーム」です。
 コートの中をみんなでぶつからないように歩きながら、フエを合図にストップしてもらいます。ぶつからないよう上手に歩けた子に挙手してもらい、「簡単だったかな?難しかったかな?」と問いかけると、4,5歳児くらいの子のほとんどは「簡単だった!」と答えてくれます。
「すごいねー、みんな1回で上手に出来たね!みんな上手だから次はちょっと難しくしてもいいかな?」と問いかけ、次は早歩き、次は走って行うというように進めていきます。

この過程で3回の成功体験を得て褒められ、自信を持った子ども達は、次はどんな事をするのだろうと目をキラキラ輝かせてくれます。

 このように難しくないメニューを行い、少しずつ難易度を上げていき、その都度褒めていくというやり方で進めていきます。
 その後サッカーボールを使ったボール遊び、ドリブル、シュートといったサッカースキルの要素を少しずつ取り入れたメニューを行っています。
 難易度が上がるにつれ、思い通りに出来ない子も出てきますが、「コーチも最初は出来なかったけど、こんなふうにしてみたら出来たから一緒にやってみようか?」などと声を掛けながら、出来た時はハイタッチをして一緒に喜ぶようにしています。子ども達はとても嬉しそうな笑顔を見せてくれます。

 最後にはチーム分けをしての試合を行います。
試合の際は細かいルール設定はせず、コートからボールが出たらすぐに新しいボールを入れて、プレーが止まる時間を無くしながら進め、ボールを触れていない子がいたら、その子の方へボールを転がしたりもします。
 得点が入ったら先生やみんなでハイタッチをして盛り上がります。
試合後は子ども同士でお互い「頑張ったね」の握手して終わるようにしています。

 終わりの挨拶では「今日のサッカー教室はどうだったかな?」と必ず質問してみます。「楽しかった!」と言ってくれた子には、「どんな事が楽しかったかな?」と問いかけ、今日行ったメニューのおさらいをしながら、次回に繋げていきます。
「またやりたい!」「明日も来て!」という子ども達の声が聞けた時はとても嬉しい瞬間です。

 このように幼児対象のサッカー教室は、サッカーを楽しいと感じてもらう事を一番の目的として取り組んでいます。
このサッカー教室が、もしかしたら子ども達のその後の人生に大きな影響を与えるきっかけになるかもしれない。私達コーチの役割はとても重要だと感じながら指導させて頂いています。
その事を忘れずに、これからも指導を続けていきたいと思います。

G's(ジーズ)とは・・

Grow (成長)…・サッカーを通じて、そこに関わる人たちが共に成長していけるような場を創りたい。
Gain (掴む)…目標に向かって前進し、いつか夢を自分の手で掴み取るようなたくましい人間に育ってほしい。

『サッカーは子どもを大人に、大人を紳士にする』という言葉があります。
サッカーはルール、仲間、相手を尊重し、その中で自らを向上させ人間性、社会性を高めていくことができるスポーツであり、教育においても素晴らしいツールとなるものです。
サッカーの喜びを、素晴らしさを、未来の宝である子ども達に伝えていきたい、
そして私自身、子ども達と共に夢を追い続けていきたいと思います。
ジーズがその夢に向かう一つのコミュニティになることができたら…それが私の願いです。


ジーズ代表 長谷川太一
http://www.gsfc.jp/gs.html(ジーズフットボールコミュニティー)